オフィスで使う卓上加湿器、過去の失敗とそれを踏まえた選ぶポイントとは

年も越したしすっかり冬です!
寒い!暖房なしでは朝も起きられない…。
暖房をつけると、というか冬になると、必ず悩まされるのが「空気の乾燥」だと思います。

乾燥した環境なんて喉に悪いしウイルスや菌もはびこりやすいし、悪いことしかないです。
特に私が一番気になるのは、やっぱりお肌のつっぱりです。お化粧ガサガサ。
定期的にミストを吹きかけていますが無理なもんは無理…。

お家であればなんとか解決できることでも、会社ではできません。
暖房のついたオフィスが毎年めちゃめちゃ乾燥するので困っています。

例年悩んでは安い卓上加湿器を買い、1シーズンともたずに使えなくなる…を繰り返していました。
多いときは1シーズンで3個買ったこともあります。

が、今年やっと、長い付き合いのできそうな加湿器に出会えました!歓喜!

「加湿器なんて加湿できりゃ何でもいいやろ。安いの買お。」と同じ過ちを何度も繰り返していた過去の自分に今こそ伝えたい、、
あれこそまさに安物買いの銭失いでした。

とはいえ出社回数も減った今では「家より長くいる会社!職場環境 is QOL!」というわけでもないので、そんなに大金はかけたくない。
あくまで会社は会社。
数千円くらいで質のいい卓上加湿器に出会いたい…。いつだってそう。

今回は過去の過ちもしっかり反省しながら、それを踏まえて加湿器を選ぶにあたっての大事なポイント、そして最終的にたどり着いた加湿器までご紹介させていただければと思います。

予算5,000円広いオフィスでとりあえず自分の周りだけ加湿できればいい」といった条件になりますのでご注意ください。
お家とかだとまた変わってくるよね。

加湿器の種類

加湿器にはその仕組みから大きく分けて以下の4種類があります。

  • スチーム式
  • 超音波式
  • 気化式
  • ハイブリッド式

◼︎スチーム式(加熱式)

熱い蒸気が噴出します。
ヒーターで水を加熱して蒸発させ、その湯気をファンで空気中に放出して加湿します。
加湿力はダントツで、加熱するため雑菌も少ないですが、ヒーターを使用するため電気代がかかります。特に冬場は結露することもあります。

◼︎超音波式

冷たいミストが噴出します。
超音波の振動によって水を霧状にして、ファンで空気中に放出して加湿します。
電気代が安く抑えられますが、ミストを出しすぎると近くの家具や床が濡れたりします。
またお手入れを怠ると雑菌が繁殖し、ミストと一緒にばらまくことになってしまいます。

◼︎気化式

水分を多く含んだ空気が噴出します。
水を浸透させたフィルターにファンで風を当てて、気化させながら加湿します。
電気代は安く抑えられますが、強い風をたくさん当てる必要があるためサイズが大きくなり、稼働音が他に比べうるさくなります。

◼︎ハイブリッド式(加熱気化式)

水分を多く含んだ温風が噴出します。
水を浸透させたフィルターに温風を当てて、気化させながら加湿します。
気化式に比べ素早く潤い、スチーム式のように雑菌も他に比べ少ないですが、温風を作り出すのにヒーターをファンを使用するため電気代がかかります。

(一部、Panasonic公式サイトより抜粋)

◼︎まとめ


特徴良い点悪い点
スチーム式・蒸気が噴出する・加湿力が高く、すぐ加湿できる・電気代がかかる
・部屋が結露しやすい
超音波式・冷たいミストが噴出する・電気代が安い
・見た目で加湿してる感がある
・ミストで周囲が濡れることも
・雑菌が繁殖しやすい
気化式・水分を多く含んだ空気が噴出する・電気代が安い・サイズが大きい
・稼働音が大きい
ハイブリッド式(加熱気化式)・水分を多く含んだ温風が噴出する・気化式より加湿力が高い
・雑菌が少ない
・電気代がかかる

筆者はハイブリッド式以外は全て使用したことがあるのですが正直言って、2021年を迎えた今の今まで、筆者の実体験では気化式で「加湿されたなあ」と感じたことは一度もないです。

よく出先のホテルなどで置いてあるのが「加湿空気清浄機」。加湿機能付きの空気清浄機ですが、空気は綺麗になっていそうだけど加湿された試しがない。結局濡れタオルを干したり、ポットで湯を沸騰させたり(即席スチーム)(推奨はしない)しています。
そうです、最近はスチーム式のものも販売されているようですが、一般的に販売されている「加湿空気清浄機」は「気化式」を採用したものになっているのです。

広いリビングとかになると超音波式の限界を感じることもあるので、「ハイブリッド式」「スチーム式」くらいがいいのかもしれません。

今回はあくまでオフィスかつ卓上なので、「超音波式」あるいは「スチーム式」がベストだと思っています。


過去の反省

過去の私は、ECサイトでよく見る「USB給電で手乗りサイズのかわいい卓上加湿器」を買っていました。
加湿器自体にそんな性能の差があるなんて考えたこともなくて、かわいさばかりに捉われていたあの頃。あまりに愚か…。

◼︎私が避ける加湿器

もう二度と絶対に買うもんかと個人的に恨みを抱いているのが、
給水芯」が使用された超音波式の小型加湿器です。

加湿器の中央に、タンクから水を吸い上げるためのコットンの給水芯が刺さっているタイプのものです。

▷給水芯

使用したことあるという方も多いのではないでしょうか。
手乗りサイズのUSB給電、とかだとほとんどがこの仕組みを採用しているかと思います。

持ち運びもしやすいし何よりデザイン豊富でかわいい、おしゃれ。
デスクに置いてるとインテリアにもなっちゃう加湿器です。

しかしこれ何がやばいって、まじで本当すぐダメになるんですよ。なりませんか…?

◼︎アカン①:噴出口が固まる

まず第一に、ミストの噴出口が貧弱すぎます。

給水芯タイプの小型加湿器では噴出口が金属パーツになっていることが多く、
熱せられたパーツが微振動してミストが出てきます。

そこに水道水のカルキと思われる白い粉が付着します。
これは超音波式では避けられない運命なのですが、だからといって浄水を入れたりしては絶対にいけません。より雑菌が繁殖します。

問題なのは白い粉そのものではなく、使用していくうちに固まった白い粉によってミストがどんどん出づらくなってしまうのです。
定期的に削るなどしていましたがそれも逆効果だったのかもしれません。
でも削らないとミスト出てこないし、とにかく為す術がないのです。

◼︎アカン②:給水芯が焦げる

芯が空焚きに弱すぎるのです。
十分に気をつけていても、気がついたら水がなかった…なんてこと、オフィスだと特に発生しやすいかと思います。。

水分量が少なくなった芯に熱せられた金属パーツが当たると、芯の接触部が焦げてしまいます
焦げた芯からは給水しにくくなるので、一度空焚きしてしまうとミスト量が減る、なんてことも。

焦げた芯はどうするか。逆さまにしてみたり。試しにハサミで切ってみたり。
焦げたところだけ切ってしまえば万事解決!かと思いきや、今度は芯が短くなってしまって接触部に届かない…。

バネを伸ばしてみたり、短くなった分何かを詰めてみたりしましたが、
今度は芯を抜き差ししすぎたせいで先端がバラバラに広がってしまったり。
ノリで周りを固めてみるも、給水力はもう元には戻らなかったり…。

空焚き防止機能があればこの事態は避けられるのかもしれませんが、
安価な小型タイプには付いていない場合がほとんどです。

あと「水溶性アロマ使えます」と謳っていても、実際に入れたらより早く使えなくなったこともありました。何を信じたらいいんでしょうか。

◼︎アカン③:芯の買い替えが困難

1本替えがついていたとしても、いずれ交換は必要です。
さあ新しい替え芯(シャーペンみたい)。

ところがこの芯、「型番」なんてものはないので何を買ったらいいのかさっぱり分かりません。

一番良いのは加湿器を買ったお店で替え芯を探すことですが、ない場合はほかの製品の替え芯の中から選ぶことになります。サイズやレビューを頼りに…。

◼︎購入時の見極め方

といった感じで欠点が多くある(と個人的に思っている)「給水芯」タイプですが、商品詳細には「コットンの給水芯を使用します」とはわざわざ書いてないことが多いです。
その場合、商品選択時にいかにして給水芯を避けるか、私が実践した方法をお伝えします。

  • 付属品を確認する
  • 内部構造が見える画像を確認する

・付属品を確認する
替えの給水芯がついてくることが多いためです。
「フィルター」と呼ばれていることもありますので、写真等で確認できるのが好ましいです。

・内部構造が見える画像を確認する
これはもちろん一発で分かります。
加湿器上部の超音波構造部分に芯っぽいパーツが伸びていれば、まず間違いないです。

▷こういう感じ

そもそもこの給水芯、多くが太い鉛筆くらいのサイズ感なのでそれに応じた加湿器のサイズにはなってくるかと思います。
タンクの水量が200〜500mL程度の手乗りサイズ加湿器であれば、要注意です。

◼︎注意事項

それでもこのタイプしか選べないときもあるかと思います(あるかな)。
この加湿器、2-3,000円ほどで買えてしまうのでお手軽なんですよね。
安いから多少すぐ壊れてもいっか、みたいな安易な気持ちで選んでいました。

その場合は以下に注意していただければと思います。

  • 替え芯が売っている、ちゃんとしたお店のものを選ぶ
  • 購入レビューは「1シーズン以上使った人」のものだけを信用する
  • 不良品の交換サポートがあるか確認する
  • 絶対に空焚きはさせない
  • アロマを入れてみたりもしない

私は2018,19年の間に給水芯タイプの加湿器は3種類ほど購入しましたが、
すべて1ヶ月ほどで使えなくなってしまいました。せめて1シーズンはもってほしかった。

もちろん給水芯タイプの小型加湿器について、全部が全部悪いとは言えません。
単純に安価なものを選んだ自業自得であるし、私の引きが悪いだけかもしれないし、2021年ならもしかしたら改良されているのかもしれないし…

だけどそもそも手乗りサイズだと加湿力が気休め程度にしかならないので、
私は二度と選ばないですね…。笑


卓上加湿器の選び方

いくつもの加湿器の屍を乗り越えた筆者的に、加湿器を選ぶポイントは以下に集約されると思います。ざっとまとめてみました。

あくまで広いオフィスで自分の周りだけとりあえず加湿できればいいときの、加湿器を選ぶポイントになっています。

  • 加湿力
  • 給水のしやすさ
  • サイズ感
  • お手入れのしやすさ
  • 安全性・衛生面
  • 静音性
  • 加湿以外の機能
  • インテリアとしてのおしゃれさ

詳しいことは次の記事で説明していきたいと思います!